那由多の果て

伝埜 潤の遺産。主に日々の連れ連れ。

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大晦日。

少女時代よりKARAの方が可愛い。なんぞと思いながら紅白観戦中です伝埜です。大掃除に忙しかったのでブログをさぼっていました。すみません。いさしかぶり。
ただただ惰性で過ごした一年間だった。何ともやるせない大晦日。昨年に比べて要領はよくなった。つまりは手抜きを覚えた。頑張って一生懸命必死になって走った訳ではない。妥協して妥協して、適度な速度で歩いた。
自分がそうありたい自分でいるために使える余裕はたくさんあった。できる努力もたくさんあった。だがそのために支払う苦痛。それが嫌になって逃げた。敵前逃亡。試合放棄。外面取り繕って、適当に流れた。社会への適応なんぞという正当防衛的な言葉の下、曇らせた一振りの私。鋭い自分を鈍らせた。
勿論、感動することもたくさんあった。いいこともたくさんあった。はずだ。たぶん。ただ私はそれを、上っ面だけで受け取ってきた。生々しい私の断面で、受け取った訳ではない。気がしている。
言い訳臭いな。今さらぐだぐだと言葉を捏ねくり回すのも見苦しい。結局のところ逃げを打ったのは私で、他の何が悪い訳ではない。楽な方へ流れたのは私。重々承知だからやるせない。かと言って、来年頑張りますなんぞと言えたものでもない。
ともあれ、来年も生きる。生き残っている。3.11で亡くなった方々になくて、私にある、理不尽。でも来年も生きている。生きてりゃ何とかなる。らしい。生きてこそ感じる煩わしさ。なら煩悩も悪くないさ。
長い。長い上に中身がない。このブログが始まったときからそうなんだけどね。覗きに来ていただいている方、ありがとうございます。物書きの端くれ、自分の文章を目に入れていただけるのは光栄と少しの怯懦。とてつもなくありがたいことです。来年もよろしくお願いしますとは言いたくありません。適当に見限って下さい。恐らく伝埜はこんな感じで、徒然にフラグメントを広い集めては晒しているはずですが。
それではよいお年を。
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山を飛び谷を越え。

…て、出勤している訳ではないけれど、山と川をいくつも越えてようやく職場です伝埜です。
そして気づく。川を越えるごとに気候が違う。芹川、犬上川、宇曽川、野洲川。越えるごとに、雪の厚みが違います。そして安土のトンネルを抜けると、大抵そこは雪国。
寒い。
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ちょっと嬉しい。

行きつけ(?)のパン屋さんで、ポイント貯めてもらった耐熱タンブラー。いわゆる冬休み期間中は、これを持参すると100円引きでホットドリンクが購入できる。
暖かいミルクティーを入れてもらって出勤。訳もなくちょっと嬉しい。
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潜る。

久々に踏み切りを潜った。危ない。思えば踏み切りと言えば、高校の入学式に遮断機に頭殴られた記憶が…。痛かったなぁ。
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女の子でよかった。

もう「〜の子」と言える年齢ではないのだけれど。
今気がついたのだが、やっぱりロングスカートって暖かいのね。職場ではパンツスタイルを死守しているが、休日なのでトレンド?に乗っかって買ったネイビーのロングスカートを穿いてみた。暖か!てろてろしているつや消しの生地、別に取り立てて分厚いわけではない。
女の子でよかったなぁ。そして今年ロングスカートが流行りでよかった。
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独り身。

こう、人間が観察の対象になると、独り身が楽だなぁとか思ってしまう。お独りさま街道まっしぐらである。
元々、あまり集団に固執しない質である。その点に関しては、高校一年生で自覚した。中学の頃の、常にグループに所属しなければ生きられない社会の面倒だったこと。うちの高校はそのあたり比較的ドライというか、べったりした絡み合いはなくて、緩やかに絆される集団だった。過ごしやすかった。
最近になってようやく、恋人が欲しいという考え方が若干理解できた。あれだ、蜜蜂の巣分かれと同じ原理だ。恋愛云々というより、家族という概念の問題。人間の酷く動物的な部分の発露なのだろう。それまで、恋愛感情イコール気の迷い?くらいにしか考えられないくらい、恋愛というのは私にとって不可解だった。曰く、不可解。本能ならば不可解でも仕方ない。
が、だからといって私が恋愛がしたいかと言えばそんなことはなく。どうにも、文系の癖に理詰めを好む私のこと、最近は殊更に本能の鈍っている私のこと、ついでに正規の仕事にもついていないので、恋愛なんぞにうつつをぬかしている暇などありゃしないのである。
二月に義兄上が結婚するので、式に着る服を調達へ。義兄上はよく思い切ったなと思う。リーマンショックの煽りをまともに喰らった世代。結局大学も中退して、中途入社した会社で頑張る日々。相手は5歳年上。すごいなぁ。
まぁでも私はまだ独りが気楽だな。
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念願の。

やっと念願の鬼子母神が手元に着いた。とりあえず今三曲目を聞いている。毛色が若干今までと違うか?ちょっとビジュアル系に寄った?と思いつつ、メタル系の音色もしっかり、やっぱりハードはハードなまま。音楽が充実したと言うべきなんだろうな。四曲目。ああ、これ好きだな。でもカラオケで歌えないんだよなぁ、こういうのは。金剛九尾のメロディアスな感じとは対極。何にせよ、満足。ツアー行きたいなぁ。でも歓送迎会と被るかなぁ…。
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生き残りたい。

朝から霙。降雪に関しては空白地帯な我が家近辺には珍しく、路面もシャーベット。雨に変わったところで自宅を出発、職場へ。ノーマルタイヤで。自殺行為か。でも行かねばならぬ。
ところが、彦根は路面が乾いていた。そんなに寒いの!?と思ったが、恐らくあまり降らなかったのか、周囲の屋根にも積もっていない。今回も南雪だと聞いているし、大丈夫かも。
と、油断していたら、吹雪いてきた。ノーマルタイヤで帰れるだろうか。とりあえず、山越えは止めておこう。
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恥辱。

最近めっきり温ま湯だとか鈍っただとか言っていたが、今回ばかりは尖った私が帰ってきたらしい。何って、大阪の朝鮮学校に対する補助金カットについてである。
常々私は橋下氏や石原氏をレイシストだと感じてきたが、やはり間違いなかろう。そもそも日本が単一民族国家であるという認識自体が古臭いファンタジーであることに、気づかないほど愚昧な人間が首長だというのか。
私は日本人であることを、これほど情けないと思ったことはない。日本史を学び直して、右だの左だのの議論に終始しなければならない馬鹿馬鹿しさにも閉口するが、これはそれ以上だ。これは恥辱だ。日本人とは、所詮その程度か。拉致問題とは無関係の、全くイノセントな未来ある若者を弾圧し歪曲する、それが日本人なら、私は日本人を軽蔑する。日本人であることを恥ずかしく思う。日本人であることは、私の最も恥辱とするところだ。
レイシストめ。人種差別主義者め。政治献金の問題にしてもそうだ。在日の方々は外国勢力だという考え方自体がレイシズムだ。政治家同士のみっともない揚げ足の取り合いにしても質が悪い。
バベルの塔を築こうと思い上がったツケがこれだ。言語の違いは、民族を違える最たる示標だという。だが今の日本では、同じ言葉を話す日本人と在日朝鮮人が解り合えない。だとすれば世界が一つになれないのも道理だ。
誰が傷ついた。誰が傷つけた。我々は北朝鮮の被害者ではない。在日の方々や、朝鮮学校に通う若者を傷つけた加害者だ。日本人は加害者だ、日本は加害国家だ。
金正恩は早晩、虚勢に塗れた軍事力だのみの外交を開始するだろう。そのために日本に韓国にミサイルの一発や二発撃ち込むかもしれない。だが日本にいる彼らは、それと何の関係があるのか。
私にとって、今、最たる屈辱と恥辱は、日本人であることだ。そりゃ、いろんな側面があるだろうさ。私の怒りが的外れなのもわかっているさ。だが、一体、誰が一番傷ついているの。誰が今、一番傷つけられているの。それが問題だ。
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音質。

昨日の悔しさを噛み締めつつ、一つ前の金剛九尾を繰り返し聞いている伝埜です。
このアルバム、最初はメロ系が多くていまいち好みに合わないか…と思っていたものの、繰り返し聞くうち、やっぱりいいものはいいと気づく。このアルバムなら、孔雀忍法帖と十六夜の雨がいい。すごく好き。十六夜は秀逸。孔雀はこれぞ!という一曲。組曲九尾なら照魔鏡がいい。喰らいあうの最後、黒猫さんの「はぁ〜喰った喰った」が可愛い。
ところで私の持っているCDは、ライブ会場で若干安く買ったものなのだが、かなり音質がいい。どうやら陰陽大全をばらして売ったもののようだ。陰陽大全は、全て高音質で収録し直されている。初期のものから金剛九尾まで全て。事実として、初期の曲はバランスが悪かったり、音質がいまいちだったりが少なからずある。欲しいなぁ陰陽大全。しかし財布に痛いので、かなり相談が必要…でもこの音質は本当に魅力…。悩む悩む。
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