那由多の果て

伝埜 潤の遺産。主に日々の連れ連れ。

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平和だわ。

某北のあの人(吉本出演疑惑有り)が、マスカラの品質向上を訴えているらしい。ランコムやら資生堂クラスに対抗せよ!と。

何か和んだ。世界って、思ったより平和かも知れぬ。
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やってみた。

国際アンデルセン何とかいう賞(何かすみません…)を受賞された上橋菜穂子先生の本に、『バルサの食卓』なるレシピ本がある。料理描写がとてつもなく美味しそうな上橋先生の作品から、実際に抜粋して作ってしまった本である。
その中に、レシピではないのだけれど、上橋先生オススメのイングリッシュマフィンの食べ方≒ファコが載っている。『獣の奏者』のエリンが食べていたファコは、バターと蜂蜜とミルクをまぶして食べる。餅って書いてあるけどね。
冷蔵庫の中に居残って固くなってしまったスナックパンで、やってみました。
えぇ。めっちゃ美味しかったです。今度はちゃんと無発酵マフィン買ってきてやってみます。
後はあれだよなー。タンダの山菜鍋と、バルサの故郷の味ロッソには是非挑戦してみたい。まずは鍋か。最初に触れた上橋作品が『闇の守人』だったからか、ロッソとラコルカにすごく執着があります。
因みにこの本、永遠の憧れ:ノギ屋の鶏飯載ってます。作りたい!
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チープに行こうぜ。

大学時代の恩師ーズの一人、某埴輪に似ているあの方によれば、汚職大国として散々叩かれまくっている某中国は、政府中枢に関わるような高級官僚から末端の公務員まで、世界基準で見るとかなりの薄給なんだそうな。
チープ・ガバメントという考え方だそうで、税金を少なくして国民の負担を軽くするのが中国の伝統なんだそうな。嘘か本当か。が、それでは官僚・公務員の生活が立ち行かない。なので汚職に手を染める。それをある種の特権として、受け取ることに躊躇いもない。それが伝統です。嘘か本当か。
それが欧米及び日本の感覚からすると、とんでもない汚職大国に見えるんだそうな。まぁそうでしょうよ。
でもね、チープ・ガバメントでもなければ、公務員でもないので給料削減もされない日本の議員の皆さんが、なーんで献金受け取って知らん顔なんですかね?知らなかったら違法じゃない?うっわ、泥棒の常套句。あんだけ特権抱えて薄給でもなくて、なのにお金を受け取ることを躊躇わないって。いっそ中国のがマシなんじゃねーの。


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ドイツの誠実。

ヴァイツゼッカー元首相といい、今回のメルケル首相といい、ドイツの人は真面目だ。目を逸らさないで相手と話をする誠実。意外とできない、日本はやろうともしていない、日本だけではなく世界の多くの国ができないでいることを、歴代ドイツの首相は大事なことだと思っている。
建前の部分は少なからずあるとは思うが、某安倍さんも見習ったら?某百田とかいう捏造万歳の落ち目の作家も見習ったら?嫌いなのは反日と売国奴?じゃあ何でてめえは祖国の領土たる沖縄をアメリカに売ろうとしている安倍政権を批判しねぇんだよこのダブルスタンダード野郎。商業右翼の小林より質が悪いわ。
ドイツ人の誠実が日本にあって、それでもって中韓の頑なな儒教的華夷秩序を打ち破れたなら、東アジアは平和なのに。
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そういえば。

アメリカン・スナイパー観たいな。アメリカは今度はどんな風に戦争を描くのだろう。カイルさん(だったっけ?)を英雄にするなら、それはこの上ない彼への冒涜だ。彼と、彼の家族への。
セルマも観たい。未だに差別が蔓延る“自由と平等の国”は、ちゃんと自らに向き合えるのか。
アメリカの戦争映画の傑作は、間違いなくプライベート・ライアン。スピルバーグすごいって、あのとき気づいた。他の彼の出世作じゃなくて。あのオマハを君は観たか。あれを観てから戦争に行くだの何だのいう妄言は出てくるのか。
そして日本は宮崎さんの風立ちぬをもっと評価すべき。あの映画には英雄がいない。ただ夢を追った男と、彼が生きた理不尽な時代と、彼に寄り添う人たちと、ただ綺麗な憧れがあるだけだ。あれは宮崎さんの答え、以外の何物にもなり得ない。ただの事実がそこにあるだけだ。何も肯定しない。あれはあくまでも宮崎さんの答えだ。堀越二郎さんは幸せな主人公だ。
永遠の0はパイロットを英雄にすることで、特攻=自爆テロを肯定している。あれを素晴らしいと賛することは、自分の大切な誰かに自爆を強いるのと同じだと、誰も気づかないのか。岡田くんの演技はそりゃ抜群でしたけどね。カミカゼ=アタックはイスラーム世界に多大な感銘をもたらし、そして現在に至る。ボコ=ハラムが少女を自爆させるのと特攻隊の何が違うのか。
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何かないかな。

いいことないかな。
ニュースは気が滅入るものか腹立たしいものかアホらしいものしかないし、明日から天気は下り坂だし降ってほしい日は晴れるらしいし。

そうだ。こないだ購入した筒井先生の『バブリング創世記』を読もう。そして痛快な気分になろう。
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我が身可愛さ、ですらない。

つまり、フランスは国税擲って自国民4人を救い、日本はアホらしい建前と外面のために自国民2人を見殺しにしたってことね。加えて安倍傘下“翼賛”メディアの煽る自己責任論。つまり自衛隊の海外派遣だの集団的自衛権だのが国会で通っても、我々は守られないのだ。せいぜいアメリカにおべっかを使うのと、安倍の精神的巨根主義に基づく自尊心を満たすくらいにしかならないのだ。

大学生の頃、衝撃を受けた本があった。シエラレオネの現実。涙も出ない凄惨な現実。その本を書いたジャーナリストが、後藤さんだったと、つい最近知った。

あの得難い人を、我が国の政府は救わなかったのだ。あの得難い人と、彼が救いに行った人を、我が国は救わず、責任を転嫁し、その死を政治に都合よく使い回している。冒涜だ。思わずにいられない。
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帯。

って大事ですよね。本の下についてるアレ。アレで買うか買わないかの判断する事って、結構あるンよなぁ。
例えば、神林長平著『誰の息子でもない』
。あの帯は私の心にグッサリきた。虚淵玄さんと西尾維新さんの推薦文が並ぶ帯。お二人とも大好きな作家さん。特に西尾さんの「まだ神林長平に追いつけない」は、秀逸なコピーだった。正にその通り。この御歳でこの内容。正しく追いつけない。いつまで最先端を征くんだ神林さん。
逆に、帯というかカバーの推薦文で購入を躊躇っているのが、月村了衛著『土漠の花』。大仰に推し過ぎなんだよなぁ。某秋元さんとか、仕事の予定(しかも相手のある)キャンセルして読みましたって、そりゃダメでしょ。本屋大賞作だからか、帯には書店員さんの推薦文がたくさん載っているが、右傾化への警鐘的ニュアンスで推薦する人もいれば強い国日本!的な軍国主義っぽいニュアンスで推薦する人もあり。極めつけは裏表紙内側の「平和ボケする日本人に読んでもらいたい」のコピー。何か嫌な予感しかしない。当面『機龍警察』で置いとくか。設定厨の私的に月村さんの文章ってすごくツボなのに。うーん。
万城目学著『悟浄出立』。あの帯の「俺はもう、誰かの脇役ではないのだ」。作中の台詞の中でも、これ以上ないコピー。
伊藤計劃・円城塔著『屍者の帝国』は、映画版じゃない表紙と帯のが好きだな。話は逸れるが、映画の予告PVは正直ちょっとクサい気がする。これって伊藤さんの本の中じゃ『虐殺器官』や『ハーモニー』に比べて、比較的エンタメ要素が強くてライトな部類だと思ってるんだけど。え、違うの。
ようは感性の問題なんだろうけど。やっぱり気になる存在です。帯。


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ケルトの叫び。

月村了衛さんの『機龍警察』が熱いです。私の中で。まさかのウテナの人だよ。びっくりだ。
パトレイバーみたいな警察小説。機甲兵装なる装備は高さ3メートルとあったから、ガンダム(=16メートル)よりはパワードスーツ?あれか、ヤカンくらいの高さ?を着こんで戦ったり突入したり制圧したりするんだけど、なぜかモード移行するとき、音声認証のため「ドラグ・オン!」と叫ばねばならず、そこだけ特撮アニメっぽい何かを感じる。そこ以外は正に相棒の世界。
第二段の『自爆条項』が秀逸でした。いやー、ガチで勉強して裏を取って書くってすごいね。説得力が。第一段の無印は登場人物紹介ってか顔見せだったのね、ってくらい。血の日曜日事件などのテロやIRAを下敷きに書いてあるのだけと、ここまでアイルランドについて綿密に書き込んだ設定を読んだのは、石持浅海さんの『アイルランドの薔薇』以来だ。…私が知らないだけか。うん。
機甲兵装の名称もいちいちツボ。大体がケルトの妖精なんだけども、よりによってバンシーとか、デュラハンとか。中東だとシャイターンとか。次はどんなだろ。
第三段が文庫化されてないのよね。単行本買うかなぁ。というか、単行本だと設定付録付き完全版が出てるんだよなぁ。あと、映像化に向いてる作品だと思うので、どっかのプロデューサーが思いきってくんないかなぁ。
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うっかり。

とか言ってたら、北朝鮮ノドン発射準備だって!しまった言わなきゃよかった☆
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